Ableton Liveは、macOSおよびWindows向けの音楽制作ソフトウェア(DAW)です。一般的なDJアプリとは異なり、ライブパフォーマンス向けに作られていて、作曲・録音・編曲・ミキシング・マスタリングなど、いろいろな音楽制作機能に対応しています。特にDJにとって優れたソフトウェアの一つであり、その名前からも「ライブ」に特化していることがわかります。
では、Ableton LiveでSpotifyの音楽を使って作曲やミックスをするにはどうすればいいでしょうか?「Spotifyの曲をそのままインポートすればいいのでは?」と思うかもしれませんが、実はそう簡単ではありません。Spotifyの楽曲はSpotifyアプリでしか再生できず、Ableton LiveはSpotifyの音楽フォーマットをサポートしていません。そのため、Ableton LiveでSpotifyの曲を使うには、サードパーティツールを使って対応フォーマットに変換し、ダウンロードする必要があります。詳しい方法については、続けて読んでください!
パート 1. Ableton LiveにSpotifyの曲を追加できますか?
Spotifyは2020年にサードパーティ製DJソフトウェアのサポートを終了したため、Ableton LiveでSpotifyの曲を使いたいと思っても、残念ながら直接追加することはできません。Spotifyの音楽はストリーミング専用で、曲のデータがDRM(デジタル著作権管理)で保護されているため、たとえダウンロードした曲でも、指定されたアプリやデバイスでしか再生できません。Ableton Liveにそのままインポートすることはできないのです。
音声形式 | |
Ableton Liveに入れるフャイルの形式 | WAV、AIFF、AIFF-C、FLAC |
ダウンロードしたSpotify曲 | 保護されたOGG Vorbis |
ViWizardから出力形式 | MP3、M4A、WAV、M4B、AAC、FLAC |
以上のことから、Ableton LiveでSpotifyの曲を使うには、Spotifyの楽曲をWAV、AIFF、FLACなどのAbleton Live対応フォーマットに変換する必要があります。そこで必要になるのが、Spotifyの曲を変換・ダウンロードできるサードパーティツールです。
その中でもViWizard Spotify Music 変換ソフトは、Spotifyの音楽を変換できる人気のツールです。このツールを使えば、Spotifyの曲を制限なしで変換できるようになり、Ableton Liveにも簡単に取り込めます。 次のパートでは、ViWizardを使ってSpotifyの音楽をAbleton Live対応のフォーマットに変換し、スムーズにインポートする方法を詳しく紹介します!
パート 2. Spotifyの曲をAbleton Liveに対応している形式でダウンロードする
WindowsまたはMacコンピュータ上のViWizard Spotify Music 変換ソフトを使用すると、すべてのID3タグや歌詞を保持したまま、Spotify無料ユーザーでも、すべての曲、ポッドキャストおよびオーディオブックをSpotifyからダウンロードすることができます。出力形式、チャンネル、ビットレート、サンプルレートをカスタマイズすることもできます。変換した後、Spotify音声ファイルをAbleton Liveに追加できます。

- Spotify の曲、アルバム、プレイリスト、ポッドキャストなどをダウンロード
- Spotify の音楽をロスレス MP3、AAC、FLAC、WAV、M4A、M4B に変換
- オフラインの Spotify 音楽をいつでもどのデバイスでも再生可能
- Windows と macOS、そして最新の Spotify に対応
Step 1 Ableton Liveに追加したいSpotifyの曲を選択
まず、事前にViWizardをパソコンにダウンロードしてインストールしておきましょう。ViWizardを起動すると、Spotifyのウェブプレーヤーに入ります。自分のSpotifyアカウントでログインします。そして、Spotifyのライブラリをブラウスし、Ableton Liveに取り込みたい曲やアルバム、プレイリストを探します。コンテンツを開いたら、右下の「+」ボタンをクリックして、ダウンロードしたい曲を選択して変換リストに追加します。
Step 2 ダウンロード設定を行う
Ableton LiveでSpotifyの曲を使うために、出力フォーマットを適切に設定しましょう。ViWizardの右上にある「メニュー」(≡)アイコンをクリックし、「環境設定」を開きます。「変換設定」タブを選択し、出力フォーマットを設定します。Ableton Liveは WAV、AIFF、FLACなどのフォーマットに対応しているため、高音質で編集しやすいWAVやAIFFを選ぶのがおすすめです。ビットレート、サンプルレート、チャンネルなどの音質設定も調整できます。設定が完了したら「OK」をクリックして保存します。
Step 3 Spotifyの曲をAbleton Liveに対応している形式に変換
変換リストに入り、曲を確認しましょう。問題がなければ、右下にある「変換」ボタンをクリックしてViWizardが選択した曲を指定したフォーマットに変換します。変換中は進行状況が表示されますので、完了するまで待ちます。変換が完了したら、設定した保存先フォルダに音楽ファイルが保存されます。
パート 3. Ableton LiveにSpotifyの曲を追加してミックスする
Spotifyの曲をViWizardを使ってAbleton Liveに対応しているフォーマットに変換したら、次はAbleton Liveにインポートしてミックスを始めましょう。
ブラウザーにコンピュータのフォルダーを設定する
- まず、WindowsまたはMacのコンピュータでAbleton Liveを起動します。
- Ableton Liveを開いたら、メニューから「ファイル」 >「新しいLiveセットを作成」を選択します。これで新しいプロジェクトが開始されます。
- 画面右上のパネルにある横向きの3本線アイコンをクリックします。
- サイドバーの「ブラウザー」をスクロールして、「場所」ラベルを探し、「フォルダーを追加」をクリックします。
- コンピュータ内でSpotify音声ファイルが保存されているフォルダーを探し、そのフォルダーを選択して「開く」をクリックします。
- これで「場所」ラベル内にそのフォルダーが表示され、コンテンツペインからサンプルをトラックに追加できるようになります。
コンピュータのフォルダーからドラッグ&ドロップでサンプルを読み込む
Ableton Liveでトラック作業中に個別のオーディオサンプルをインポートする場合、従来のドラッグ&ドロップ機能を使えば、簡単にインポートできます。
- WindowsまたはMacで、エクスプローラー(Windows)またはFinder(Mac)を開き、オーディオサンプルが保存されているフォルダーを探します。
- その間に、Ableton Liveが同じ画面上に開いていることを確認してください。
- Ableton Liveにサンプルをインポートするには、そのフォルダーからオーディオファイルをドラッグして、オーディオトラックにドロップします。これで、Ableton LiveがそのSpotifyの曲にサンプルを読み込み、サンプルの波形が表示されます。
パート 4. まとめ
ViWizard Spotify Music 変換ソフトを使えば、SpotifyとAbleton Liveを組み合わせることができます。実際、Ableton Liveだけでなく、Rekordboxなどの他のDJソフトや、どんなソフトウェアでも、変換したSpotifyの音楽を利用することができます。簡単な手順に従って、あなたの音楽制作を次のレベルに引き上げましょう。今こそ、あなたの音楽アイデアを実現する時です!
コメントを残す (0)